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2010/01/08

大工さんの役割の変化

手刻みって知っていますか?
今でも古~~~い大工さんは、手刻みでお家を建てることができます。
手刻みとは、大工さんが自分で印をつけ、家1軒を組み上げることができるようにしていく作業です。

一般の方には馴染みがありませんが、木は自然素材ですので
夏には膨らみ、冬にはやせ細り、歳月の経過で反ったりしてきます。

大工さんの手刻みというのは、その木の性質を見極め、各木を家のどの部分に使うのか決めて
釘1本使わずに組み立てることができるように、加工していくことです

この「刻み」という技術こそが、大工さんの技そのものでした。

長い年月が経っても、狂わずに家を支え続けるのは、大工さんの職人としての技が込められていました

法隆寺などの建築物は、何年経ったら、このくらい屋根が下がってくるという部分まで
大工さんの経験と勘で、当時から計算して作られていたそうです。

それは現代のどんなコンピューターにも不可能な予測なのです。

そんな偉大な大工さんの「刻み」という技ですが、今、失われようとしてます
工場で、予め木を切断、加工して現場に運び込むようになってしまい
大工さんが「刻む」必要が無くなり、大工さんは現場で組み立てるだけになってしまいました。

大工さんの職人技に左右されてしまう「刻み」に拘っている工務店もまだまだありますが
主流はプレカットと呼ばれる工場生産品になってきました。

世の中にこれだけ物が溢れているのは、工場生産による標準化のおかげで
職人技に頼り切らないために、これだけの世の中になったのです

たくさん供給するにはいいけれど、「刻み」という職人技が失われていくのは寂しいものがありますね。
「刻み」を知っているのは、もう60代の高齢の大工さん達になりました。

世の中の移り変わりというのは、はかないものですねぇ。

中部ハウス





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